Vol.7
2000/11/18 UPY:いやしかし、ゴーカなパーティでしたね〜!
O:ええ、11月2日に銀座松屋デパートに日本でいちばん大きなルイ・ヴィトンのショップが出来て、そのオープニング・パーティだったのでした。
Y:この日のドレス・コードは「何かメタリックな小物をつける」ということで、でも、入る時に、ヴェルニのシルバーカラーのブレスレットが配られたのね。それが、私らで企画してたのとタイプが似ていて、それを思い出し(エ〜〜ン! アクセがボツになった話は、*NEONATA*のページを見てくらさい)。
O:あんまりみなさんドレスコードは気にしていなかったみたいね。私らも、っすけど。
Y:私は、いちおう敬意を評して、80年代に買ったモノグラム柄のスカーフしてったっす、今無いからビンテージって感じかな。
O:アッシはFENDIのバッグだわ。ま、同じグループだしー。
Y:そう、私ら意外とヴィトンのバッグ、持ってないっすね。
Y:しかし、デパートの一角とは思えないくらいの広さと重厚感のお店でスゴカッたっすー。
O:うん、松屋がヴィトンになっちゃったんじゃないか、ってくらいよね。そこでまず、シャンペン(当然ヴーヴ・クリコざんす!)をいただきながら、店内を見て、そりゃー東京中のセレブやファッション・ジャーナリストがお見えでござんしたねー。
Y:その後がすごかった。バスに乗せられてパーティ会場へ連れていかれたのだけれど、行き先は知らされないで、どんどん暗い海っぺりの方へ、着いたところはレインボウ・ブリッジの見える東京湾の何も無い倉庫街。
O:そこにLVの文字が輝く突然一夜だけのためのパーティ会場がしつらえてあったというわけ。
Y:暗い中、白いSFチックな服に身をかためた男性モデル君たちに案内されて、貨物用の大きなエレベーターで運ばれて行くと。
O:すんごい広い大きな会場だったねー、迷子になるくらい。
Y:エントランスは白いトンネルで、SFチック、美しく青きドナウなんか流れてて「2001年宇宙の旅」を彷彿とさせて、SF好きの横森はもうここから大喜び!
O:奥に、きれいに光を放つ大きなUFOが何台か不時着してると思ったら、そこにプラスチックのケースに入ったお寿司や食べ物がクルクル!
Y:グッドなアイデアでしたね〜、もう、超おしゃれな回転寿司!! というよりSUSHIって感じ? こういうしゃれっ気大好き!
O:もちろんシャンペンは飲み放題、だけれど最近飲めない私達ですが。
Y:さすが、日本でいちばん売れてるバッグ屋さん、お金のかけ方がハンパじゃないっすねー。
O:さすがLVMHグループ(世界最大級のブランドグループ、モエへネシー・ルイヴィトン)というべきじゃないっすかぁ?
Y:そうっすね。で、世界のヴィトンの売上の3分の1は日本だそう、やっぱり気合い入ってますよねぇ〜。
O:有名人とか芸能人もずいぶんいらしたみたいなんだけれど、とにかく広くて暗くてあまりわからなかったっす。
Y:うん、体育館くらい巨大ディスコな感じだったから。ガラスのケースの中に本物のモデルさんが入っていたり、アーティスティックな衣装でのパフォーマンスがあったりで、私は80年代の終わりの頃(多分そうだったと)の、AREA(エリア)というニューヨークのディスコを思い出してましたわん。ビアンカ・ジャガーとかがビシっとサンローランっぽいスーツで踊っててカッコよかったなぁ。キース・ヘイリングもいたし。
O:そのうっとり加減は、そういうこと思い出してたんすか〜。
Y:ああ、また来るのか80s、早過ぎるっ!(これはネットエッセイ・ネタでした)。
O:踊れるフロアや、VIP席もあったのもほんとに懐かしのディスコだわね。
Y:最後の方は、バンドも入って大フィーバーになるのかと思ってたら、割とアダルトなまったり系の音楽で、みんなカップルで組んで踊ってたのがおフランススタイルなのかしらねん。
O:喫煙エリアがちょこっとしかないのは2000年ぽいかも。
Y:でもとにかくゴーカなパーティでしたわ。
O:ただただお金がかかってる、っていうのじゃなくて遊び心があっておしゃれだったわねー。
Y:うん、私もさんざん夜遊びしたクチですが、今すごいディスコ(いや、クラブっすね)があってもすごく行きたいわけじゃないもの、年のせいじゃなくって今の時代ノリが違うっていうか。だからこういうワン・ナイト・ディスコなんて、なんか夢見てるみたいですんごいよかった。オトナの人多かったからそう思った人多いんじゃないかなあ。帰りにまたバスで新橋の駅とかに送ってもらって目がさめた!ってことで。
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