Vol.8

2000/12/3 UP

Y:気の合う私らにも、まるでかみ合わない話があるよね。
O:ありまっす。だから話しないもんね。
Y:はい、それは音楽の話です。だって趣味思いっきり違うしー、じゃ聞くけどさ、最近何聞いてんの?

O:う〜んとね、“あゆ”、浜崎あゆみだね。

Y:ほんとにあんたって、うちの13才の姪(精神年齢鑑定で20才、大石のファン)と同じなんだよね。私はね、もうこのところRADIO HEAD !“KID A”と“OK COMPUTER”毎日聞いて泣いてるさ。
O:ええっ、何それ? 全然知らねーっす。
Y:メチャ今っぽいロックだよ。
O:ロック聞いて泣くわけー?
Y:もういいよ! あ、何その着メロは。
O:ん、ポルノグラフィティーの“サウダージ”。
Y:ええっ、全然知らん。こないだまで の“台風ジェネレーション”だったじゃないのぉ。
O:知らないのー? ヒットしてるよ。でも、はわかるのね。
Y:姪の影響。一緒に住んでるもんで、なかなかいい曲だし。と、このように話の合わない私らが、思いっきり合ってしまうのが、SMAP !!!!!
O:アッシは昔からジャニ系はバッチシだけど、アイドル系とか興味無いおねーちゃまがまさかハマるなんて・・・、ビックリしたっすー。
Y:うん、キムラさんの魅力に見事にハマりました。で、SMAP はとても楽しいし。
O:3,4年前、おねーちゃまがキムタク好きって聞いた時、あまりに意外で「はぁ〜、彼の人気は国民的レベルだわ・・・」って思ったよ。
Y:何とでも言ってよ(横森は“顔オンチ”と言われるくらい、面食いでは無い)。で、とうとう・・・! 超ラッキーにも二人とも初めてSMAPのコンサートに行くことが出来たのだ〜〜〜!!
O:キャーッ!! もう私的に今年最大のイベント! 盛り上がったっすー!
Y:
やっと、ホンモノのキムタクが見られた。
O:アッシは、2回くらい会ったことあるざんすー!
Y:私だって、キムタクの弟とならお話したことあるっす!!
O:まあまあ。とにかく超ラッキーなことに、憧れの“SMAP”のコンサート、行けたんですからねー!!
Y:もう行く時こんなドキドキしたコンサート最近無いよね。(そういえば今年は“スマパン”くらいで、盛り下がったし・・・、なんて、比べるな!って?)
O:早めに行って(当然仕事は早退のあつこさん)、まずファンお約束のグッズをいっぱい買いた〜い!
Y:すんごい列に並んで、わぁ95%以上女の人だあ、それも年齢的には親子3代クリアしてるよー。だから賑やか、華やか、なごんでる。こんなコンサート風景初めて〜。
O:アッシ、東京ドーム初めて!(今時・・・、ガイジンなあつこさん)
Y:15分押して始まりましたー!!(当然、総立ち!)
O:キャー! キャー! キャー!
Y:キャー! キャー! “レット・イット・ビー”だぁー(と、一緒に唄う横森)。しかしバッカみたいな色(ターコイズブルー)のスーツ、SMAPじゃなきゃ許せんわ〜。
O:あ〜ら、カワイイじゃないの、いいと思うよ〜!(と、アイドル系に造詣が深く、決して現実と混同しない正しい見方の大石)。
Y:ああ、キムラさんが・・・いる・・・。(なぜかグッズを買う時など“キムラさん”になってしまったり?) やっぱり、いいわん〜!! ―――でなことで、この日はファイナルだったせいもあってか、3時間15分もやったのです。途中に結構おしゃべりも入って、当然キムタクの結婚話も(コンサートは11月27日)、です。
O:でもさ、おねーちゃまも私も、工藤静香とか拓哉の結婚、全然初めっからヤじゃないよねー。
Y:そうね、全然問題無い。工藤静香、何でヤじゃないかって考えたら、*年上、*自立してる、*恋愛遍歴とかあってブリッコじゃない、って感じかなー。だってキムタクなんてはっきし言って“よりどり見どり“なわけでしょ、大金持ちの令嬢とか、若くてナイスバデーのおねえちゃんとか、何でもアリってことなのに、ちょっとワケありって感じ、いいんだなぁ・・・。
O:だいたい7年も8年も「日本一の人気男」してたら相当疲れるよね〜。何かいい感じに着地したっていうか。
Y:うん、こっちもホッとする感じ、自然な感じでうまく行ったって感じする。
O:これからのキムラさん、これまた楽しみっす。
Y:しかしSMAPっていうのは、ホントにバランスのいいグループよね、5人見ていると飽きないもん。
O:しかも、ファンサービスはカンペキ!
Y:うんうん、私ら、ネット裏(ステージは外野席)で、遠かったけど、最後の方、こっちにも小さいステージがつくってあって、10数メートルくらいの近さ! コーフンしましたね!
O:その上、そこから拓哉がゴンドラに乗ってクレーンで吊り下がり、頭上に来ちゃったのよん!
Y:もうスゴ〜い、わあわあきゃあきゃあ!!!
O:しかしペンライトの振り方とか、うちわの使い方とかもみんな“お約束”があって決ってるのね。
Y:うん、ヘタに振れない。でもいい意味の予定調和っていうか、みんなホントに思いっきり楽しんでいて、温泉にでも行ったようないい感じだったわ〜。
O:やっぱSMAPは“ヒーリング”っしょー。
Y:そうかもね〜、考えてみたら私、SMAP好きになったきっかけは、まだ会社で仕事してた頃、夕方ラジオから“シェイク”が毎日かかった時期があって、それが聞こえると疲れがほぐれてなごんだの、それからだわね。
O:その後“夜空ノムコウ”でしょー。たまりません!
Y:その頃、二人でカラオケ行ってよくこれ唄ったよね〜、目をウルウルさせながら。
O:うん、泣けちゃうの。
Y:この間、精神科医の香山リカ先生とお話してた時「横森さん、今度の“らいおんハート”どう思います? ちょっと狙い過ぎじゃありませんかー?」(もちろん私をSMAPファンと知っての質問)。「そうですよね〜、あれは、か・な・り・ですよね。でもいいんです、すご〜くキモチいいですから」「やっぱり・・・!」という会話でした。
O:もうほんと“ヒーリング”っす、癒されるっす。
Y:じゃなかったら、こんな全国的長期の安定した人気は無いねー。
O:やっぱりSMAPはスゴいわぁ、今までのアイドルグループとは全然違います! あらためて思いました。
Y:他のは知らないけれど、私はSMAP が好きで嬉しいし、楽しい! ひたすら無邪気に楽しめるものって意外と無いもの。 ―――と、終わってまた、あらためてキムタクおよびSMAP の魅力を語り合ったハッピーな夜でした。

<MENUへ戻る>